トヨタ コーティング qmi 価格は、車種サイズだけでなく、下地処理や鉄粉除去の有無、未塗装樹脂コート、ホイールコートやガラス撥水の追加で総額が変わりやすいです。
さらに、納車前施工にするか、施工時間に余裕を見て預けるかでも、予定の立て方が変わります。
この記事では、見積もりで確認したい項目をやさしく整理し、きれい重視と手間減らし重視の選び方、保証内容とメンテナンスキットの盲点までまとめます。はじめてでも迷いにくいよう、ポイントを順番にお伝えします。
- 価格の相場感と総額の考え方
- 追加費用が出やすいポイント
- メニューの選び方の基準
- ディーラーと専門店の違い
- 保証とメンテの注意点
トヨタ コーティング qmi 価格の相場
QMIドライグラスの料金表(車種カテゴリ別・例)
※ NTP名古屋トヨペット の公開料金表ベース (NTP名古屋トヨペット)
| 車種カテゴリ | ボディ:QMIドライグラス | +ホイール&タイヤ | +ガラス(スーパーファインビュー) | +ホイール&タイヤ+ガラス | ガラスのみ(スーパーファインビュー) |
|---|---|---|---|---|---|
| SS | 49,500円 | 58,300円 | 64,900円 | 75,900円 | 17,600円 |
| S | 55,000円 | 63,800円 | 72,600円 | 83,600円 | 19,800円 |
| M | 61,600円 | 69,300円 | 80,300円 | 91,300円 | 22,000円 |
| L | 67,100円 | 74,800円 | 88,000円 | 99,000円 | 24,200円 |
| LL | 79,200円 | 85,800円 | 101,200円 | 112,200円 | 26,400円 |
| XL | 84,700円 | 91,300円 | 106,700円 | 117,700円 | 26,400円 |
カテゴリの目安(例)
- SS:コペン、ピクシス系
- S:アクア、ヤリス、86 など
- M:プリウス、シエンタ、ライズ など
- L:クラウン、RAV4 など
- LL:アルファード、ハリアー、ノア/ヴォクシー など
- XL:ランドクルーザー、グランエース など
別ディーラーの「価格帯」例(相場感の補助)
トヨタモビリティ東京 は、QMIドライグラスを車格別の“価格帯”として掲載しています。 (トヨタモビリティ東京株式会社)
| 条件 | 価格帯(税込) |
|---|---|
| 新車購入時 | 55,000〜110,000円 |
| 中古車購入時 | 68,600〜99,400円(※一部大型車は追加料金の場合あり) |
| 使用中の車 | 70,400〜136,400円(下地処理を含む) |
新車・中古車・既販車で変わる
新車は塗装面がまだ整っていることが多く、コーティング前の手直しが少ないため、費用も比較的読みやすいです。
いっぽう中古車や、すでに乗っている既販車は、細かなキズ・水ジミ・鉄粉などがあると、仕上がりを整えるための下地処理が増えやすいです。
トヨタ系販売店でも「新車購入時/中古車購入時/ご使用のおクルマ」で価格帯を分け、既に使っている車は下地処理を含むと明記しています。
中古車でも納車前にしっかり整備されていれば追加が少ないこともありますが、状態しだいで差が出ます。
- どの購入形態の価格帯か(新車・中古車・既販車)
- 下地処理込みか/別料金か(研磨や鉄粉除去など)
- 新車向け料金に「登録から○ヶ月以内」など条件がないか
- 気になる部分があるなら、写真を見せて事前に相談する
- 仕上がり優先か、予算優先かも伝えると見積もりが早い (トヨタモビリティ東京株式会社)
車種サイズ別に差が出る
QMIの料金は「車の大きさ(車種サイズ)」で決まるケースが多いです。ボディが大きいほど、使う液剤の量も、拭き上げ・乾燥などの作業時間も増えるので、同じコーティングでも金額が上がりやすいのですね。
実例として、トヨタ系ディーラーでは車種をSS〜LLなどのカテゴリに分け、カテゴリごとに料金表を出し、同じカテゴリ内で複数車種をまとめて案内しています。
カテゴリ名や区分の数は販売店で少し違うので、表が見つからない時は車種名で確認すると安心です。コンパクト→ミニバン→大型SUVの順に上がる、と覚えるとイメージしやすいです。
- 自分の車がどのサイズ区分かを先に確認
- 迷ったら「同じボディサイズの車」で目安を見る
- 大型車は「別途追加料金」の注意書きがないか確認
- エアロなど外装が多い車は、作業時間が増えるか聞いてみる
- 価格比較は「同じメニュー・同じ区分」でそろえる (NTP名古屋トヨペット)
見積もりで確認する項目
見積もりは「QMIだから同じ」と思って比べると、あとでズレやすいです。
ディーラーの案内を見ると、施工料金は車種カテゴリで変わり、ボディ単体だけでなく、ガラス撥水(スーパーファインビュー)やホイールコート&タイヤワックスを組み合わせたセットもあります。
さらに、メンテナンスキットが価格に含まれるケースや、既販車は鉄粉除去・艶出し等が別途になる可能性、価格が変更される可能性も書かれています。
納得して申し込むために、見積もりは「含まれるもの」を一つずつ確認するのが安心です。担当者名も控えると安心です。
- 施工範囲(ボディだけ/窓ガラス/ホイール)
- メンテナンスキット込みか(付属品の有無)
- 既販車の追加作業の可能性(鉄粉除去・艶出し等)
- 価格変更や条件の注意書き、書面で残せるか
- 税込かどうか、施工できる時期や予約日数も聞く
QMIコーティングは何が違う?

ガラス系とポリマー系の違い
ポリマー系は樹脂(ポリマー)で薄い膜を作り、ツヤや水はじきを出しやすいのが特徴です。
比較的短時間で施工でき、費用も抑えやすい一方で、効果は短めになりやすく、定期的なメンテナンスが前提です。
ガラス系はガラス成分を含む薬剤で、ポリマー系より硬い膜を作りやすく、持続性が高いと説明されています。屋外駐車で雨や汚れがつきやすい人ほど、長持ちするタイプを選ぶと気持ちがラクになります。
どちらも「傷がつかない魔法」ではないので、洗車でやさしく汚れを落とすのが大切です。見積もりでは呼び方が混ざりやすいので、種類名(ガラス系/ポリマー系)を確認しましょう。
・長くきれいを保ちたい→ガラス系(目安)
・まずは手軽に試したい→ポリマー系(目安)
・洗車頻度と保管環境で選ぶ
参考:G’ZOX解説
QMIドライグラスの特徴
QMIドライグラスは、新車用のガラス系ボディーコートとして紹介されています。特徴は、従来の「艶・輝き・撥水性」に加えて、雨の水滴が走りやすい走水性、水滴がスッと落ちやすい滑落性を強化した点です。
走行中は風圧で水滴が動き、路面の汚れを巻き込みながら流す仕組み、停車中もボディ表面のホコリなどを巻き込みつつ水滴が落ちる仕組みが説明されています。
さらにQMI公式では、液剤を空気から守るガラスアンプル化で、調合したての状態を保ちやすいとも案内されています。気になる人は見積もりで「どこまで施工するか」も確認しましょう。
・走水・滑落で汚れを流す考え方
・ボディ以外(窓・ホイール)は別メニューが多い
・施工後も洗車でやさしく保つ
参考:(mie-toyota.co.jp)
上位グレードの位置づけ
「上位グレード」といっても、車のグレードではなく“コーティングのラインナップ内での位置”を指すことが多いです。
QMI公式の製品情報では、新車用ガラス系ボディーコートとして「QMIドライグラス」「QMIソヴリングラス」「QMIセンチュリオンコートⅡ(最高峰)」が並んでいます。
つまり、同じQMIでも目的に合わせて選べるように段階が用意されています。上位になるほど、ツヤや防汚性など「求める満足」を高く狙うイメージで、価格も上がりやすいです。
ただし販売店で取扱いが違うこともあるので、比較するときは“商品名が同じか”をそろえるのが大事です。迷ったら、予算と手間の少なさで決めるとラクです。
・まずはバランス重視→ドライグラス
・もっと輝き重視→上位メニューも検討
・商品名と保証条件を見積もりで確認
参考:QMI公式:製品情報
料金表に出ない追加費用に注意
下地処理や鉄粉除去が増える例
コーティング料金表に「下地処理」が細かく書かれていない時は要注意です。トヨタ系販売店の解説では、洗車の後に鉄粉の付着があれば粘土で除去し、塗装状態に応じて磨き(マスキング養生)や脱脂で表面を整えてからコーティングを塗布します。
鉄粉はブレーキダストや線路沿いの粉が刺さったように残ることがあり、そのままだと表面がザラつき、仕上がりにも影響しやすいです。
なお、状態によっては磨きを行わない場合もあると説明されています。だから中古車・既販車のように汚れや小キズが多いほど、下地工程が増えて追加費用になりやすいのです。ザラつき・水ジミ・小キズが多い車は要確認です。
・触るとザラザラする
・水ジミが輪っか状
・洗車キズが目立つ
見積もりは現車確認で確定することが多いので、写真で事前相談し、「研磨あり/なし」「追加が出る条件」と「上限金額」を先に聞くと安心です。
未塗装樹脂コートの有無
未塗装の黒い樹脂パーツは、ボディと別メニューになることがあります。最近のSUVやクロスオーバーは樹脂が多く、ここが白っぽくなると全体が古く見えやすいです。
トヨタ系販売店では、未塗装樹脂に厚く透明なガラス系被膜を作り、白化を抑えて黒さを際立たせる樹脂コーティングを案内しています。
さらに高い撥水・防汚で、汚れが付きにくく、付いても落としやすいと説明されています。ボディコートに含まれるかは店舗で違うため要確認です。
車種ごとに施工対象が決まっていたり、対象外は別途見積もり、価格・仕様が変更になる場合があると注意書きがあるので、事前確認が大切です。
・施工する樹脂の場所(バンパー/フェンダー等)
・新車時施工価格かどうか
・対象車種外の追加料金
気になる方は、施工対象車種と見積条件を先に聞き、見積書に「樹脂コート」が入っているかまで見ておくと安心です。
ホイールやガラス撥水の追加
ボディ以外の追加で多いのが「ホイール」と「ガラス撥水」です。トヨタ系販売店のQMI案内では、ホイールをガラス系被膜で防汚・保護するホイールコート、ガラス撥水の「QMIスーパーファインビュー」が別メニュー(またはセット)として用意されています。
ガラスは雨の日の見えづらさ対策として、プロ仕様の溶剤で施工し、撥水効果の目安を「2年」などと示す例もあります。
一方で、別の販売店では全ガラス施工や「約3年」を目安にすると案内しており、店舗で範囲と年数が変わる点が追加費用のズレの元です。
ホイールも、鏡面メッキやつや消しは施工できない場合があると注意書きがあります。料金は車種サイズ別の設定が多いので、自分の区分で確認しましょう。
・ガラスはどこまで施工する?
・持続の目安と注意書き
・ホイールの施工不可条件
セット料金か単品かをそろえて比較すると、総額のズレを防げます。
どのメニューを選べば後悔しない?

きれい重視と手間減らし重視
どのメニューを選ぶか迷ったら、まず「何を一番うれしいと思うか」で決めるのがいちばんです。写真映えするツヤを求める人は輝き・光沢の満足度を優先、忙しくて洗車に時間をかけたくない人は汚れが固着しにくく水洗いで落ちやすいタイプを優先すると後悔しにくいです。
QMIの案内では、汚れが付いても固着しにくく、簡単な水洗いで除去でき、洗車後の拭き取り性も良くなると説明されています。つまり「こまめにゴシゴシ」より「やさしく水洗い」が向く設計です。
忙しい方にも合います。迷ったら見積書の明細で比べてください。光沢の保証が付く場合もありますが、撥水は保証に含まれないことがあるので、申込前に確認してください。
・ツヤ重視:見た目の満足を取りたい
・手間減らし重視:水洗い中心で回したい
・保証の範囲(光沢/撥水)を聞く
駐車環境で向き不向きが変わる
同じ車でも「どこに停めるか」で汚れ方が大きく変わります。屋外(青空)だと雨・砂ぼこり・花粉などが付きやすいので、雨で汚れが流れ落ちやすいと説明される防汚・滑水タイプを選ぶと、見た目を保ちやすいです。
さらに木の下は樹液、海の近くは潮風でベタつきやすく、早めの水洗いが安心です。週末だけ乗る車は汚れが固まりやすいので、こまめにチェックしてあげてください。
屋根付きや屋内なら汚れが少ない分、ツヤの好みで選びやすくなります。また販売店の解説では、コーティングをすると簡単な水洗いで汚れが落ちやすくなり、洗車機による小キズのリスクを減らせるともされています。自分の駐車場の環境を思い浮かべて選びましょう。
・屋外が多い:防汚と水洗いのラクさ重視
・屋内が多い:ツヤの好み重視
・木の下や海沿いは汚れを早めに落とす
洗車頻度で合うタイプが変わる
洗車が好きな人ほど、実は「手入れのルール」が合うメニューを選ぶと失敗しにくいです。たとえばQMIドライグラスの案内では、施工後5日間は自動洗車機を避け、汚れたら水洗い洗車をし、落ちない汚れは付属のクリーナーを使うと書かれています。
別のコンディショナー等は使わないよう注意もあります。つまり、頻繁に洗うなら水洗い+付属品でやさしくが基本です。
逆に「月1回くらい」なら、防汚性が高く水洗いで済みやすいタイプだと気持ちがラクです。家事の合間でも続けやすいです。
販売店ブログでも、コーティング車は水洗い洗車は可能でも、研磨剤入りワックスは注意が必要と案内されています。ムリなく続く方法を選びましょう。
・週1以上:水洗い+拭き取りを丁寧に
・落ちない汚れは付属剤で対応
・施工直後は説明書どおりに動く (ネッツトヨタ千葉株式会社)
トヨタ コーティング qmi 価格は高い?
耐久と手入れの楽さで考える
「高いかどうか」は、耐久とお手入れのラクさで見ると判断しやすいです。トヨタ系ディーラーの説明では、ガラス系被膜で約5年間光沢を維持し、新車施工時は塗装の光沢を5年間保証すると案内されています。
いっぽうで撥水効果は保証の対象外とも書かれているので、「ずっと水を弾く」と期待しすぎないのが安心です。日々は“水洗い→拭き取り”が基本で、汚れが固着しにくく、拭き取り性も上がるとされています。
つまり、手入れは必要でも「落としやすい」方向に寄せる考え方です。家で長時間洗車できない方ほど、体感の差が出やすいです。
・洗車時間を減らしたい
・濃い色でツヤを守りたい
・手洗いが苦手でラクにしたい
・保証条件(対象範囲・点検)を確認
当てはまるほど、価格より“ラクさ”の価値が大きくなります。迷ったら、1回の洗車に何分かかるかで考えると決めやすいです。
価格差が出る理由を整理する
同じQMIでも価格差が出るのは、主に「コートの構造」と「車の条件」が違うからです。QMI公式では、ソヴリングラスは2層(ダブル)、センチュリオンコートⅡは3層(トリプル)のガラス系被膜と説明されています。
層が増えるほど工程や材料が増えやすく、上位メニューになりがちです。(QMI日本総代理店 株式会社ソヴリン)
またトヨタモビリティ東京の料金例では、新車・中古車・ご使用の車で価格帯が分かれ、既販車は下地処理を含むと明記されています。さらに一部大型車は追加料金の注意書きもあります。(トヨタモビリティ東京株式会社)
・メニュー名(ドライグラス等)
・車種サイズ(大型車の追加の有無)
・新車/中古車/既販車(下地処理の扱い)
・ホイールやガラス撥水は別途か
この4点をそろえて比べると、価格の違いが見えやすいです。「一式」だと比べにくいので、見積書は明細で出してもらうのがおすすめです。同じ名前でも、施工範囲は店舗で異なる場合があります。
目的別の納得ラインを決める
後悔しないコツは、「どこまで求めるか」の納得ラインを先に決めることです。トヨタ自動車系ディーラーではQMIに複数メニューがあり、価格帯も幅があります。
まずは次の3つを決めると、迷いが減ります。
・見た目の優先度:写真映えのツヤを取りたい/ほどほどでOK
・手間の優先度:洗車をラクにしたい/こまめに手入れできる
・予算の上限:ここだけは超えない金額
そのうえで、駐車環境と洗車頻度も合わせて考えます。
・屋外が多い→防汚と拭き取り性を重視
・洗車が月1回以下→“落としやすさ”重視
・ガレージ中心→好みのツヤで選びやすい
最後に、見積もりは追加費用込みの総額で比較します。目的がはっきりすると、上位を選んでも「納得して払えた」と感じやすいです。
また、保証やメンテ条件(点検の有無など)は店舗で確認しておくと安心です。迷うなら、まず標準メニューで始めて次回グレードアップもできます。
ディーラー施工と専門店の差

価格が違うポイントはどこ?
ディーラー施工と専門店で価格が違うのは、「料金に入っている作業」と「商品グレード」がそもそも別だからです。ディーラーの料金表では、新車・中古車・ご使用の車で区分が分かれ、既販車は下地処理を含むと書かれています。
さらにQMIは二重構造や三層構造など被膜の段階があり、上位ほど材料と工程が増えやすいのも差の理由です。
ディーラーはメニューがパッケージ化され、保証や点検の案内までセットで説明されることが多く、比較的わかりやすい反面、店舗ごとに取扱いが違う場合もあります。
専門店は磨き工程を増減したり、屋内ブースと照明で仕上げ確認を丁寧に行う分、状態次第で見積もりが動きやすいです。比べるときは「総額」と「内容」をそろえるのがコツです。
・同じ商品名(層数)か
・下地処理の範囲
・窓/ホイールは別料金か
・保証と点検条件
・施工時間と場所
見積書は、明細で出してもらうと安心です。
仕上がりは下地処理で決まる
仕上がりは、実は「塗る前の下地処理」でほぼ決まります。ガラス系コーティングは、塗装面に油分や古い汚れが残ると密着が弱くなり、ツヤや撥水など本来の性能が出にくいので、研磨のあとに脱脂を行うことが大切だと、メーカーの解説でも説明されています。
また鉄粉が残ると表面がザラつきやすく、早めの水洗いがポイントだとするメーカーの注意もあります。ディーラーでも、鉄粉が付いていれば除去し、必要に応じて表面を整えてから施工する流れが案内されています。
専門店はライトでキズを確認しながら磨きを段階的にする提案が多い一方、磨きは塗装を削る作業でもあるので「どこまでやるか」を相談できると安心です。見積もりでは下地の内容を言葉で確認してみてください。
・鉄粉除去は入る?
・研磨は何工程?
・脱脂はする?
・追加が出る条件と上限
施工後のメンテ用品も、専用品以外は注意が必要とする案内があります。
アフター対応の考え方が違う
アフター対応の違いは、「保証のしくみ」と「相談のしやすさ」に出やすいです。ディーラーのQMIは、新車施工で塗装の光沢を5年間保証する案内があり、保証の詳細は店舗で確認する形です。
さらに、保証を続ける条件として年1回の無料目視点検が必要と明記しているトヨタ系販売店もあります。
車検や点検のついでに見てもらえるので、手間を増やしたくない方には向きます。ただし撥水などは保証に含まれないと書かれている例もあるため、「どこまでが保証か」を最初に確認すると安心です。
専門店は職人さんに直接相談できる反面、保証の範囲やメンテ料金は店ごとに違うので、書面で確認するのがおすすめです。
・点検の頻度と費用
・再施工の条件
・推奨の洗車方法とNG用品
・連絡先と対応時間
専用のメンテ用品以外を使うと再施工が必要になる場合がある、という注意もあるので、家で使う洗車用品も確認しておくと失敗しにくいです。
施工時間と納車スケジュール
納車前施工の流れと注意点
新車で申し込む場合、ディーラーでは「納車前に施工して渡す」流れが一般的です。
ざっくりの手順は、①商談・契約でメニュー確定→②納車日から逆算して施工枠を確保→③最終チェック→納車、です。ここで大事なのは条件と追加作業。
たとえばQMIドライグラスは「新車登録〜3か月以内」が条件の案内があり、鉄粉・ピッチなど汚れが強い場合は追加費用になる例もあります。
「登録から3か月」を過ぎると別メニュー案内になることもあるので、迷ったら早めに相談が安心です。
- 納車日が決まったら早めに予約
- 追加作業が出る条件を先に確認
- 預かり日数と代車の要否も確認
- 付属のメンテナンスキットの扱いも聞く
さらに、納車直前は登録や整備で予定が詰まりやすいので、希望日がある人ほど早めの依頼がスムーズです。小さなキズや汚れが気になるときは、先に確認して補修できるか聞いておくと安心です。
当日仕上げできるケース
「当日仕上げできるか」は、“どこを何でコートするか”で変わります。ガラス(窓)の撥水メニューなら作業が短い案内(約10〜30分)があり、点検と同日に頼みやすいです。
また、短時間でできるボディメニュー(待っている間に施工できるタイプ)を用意している販売店もあります。
一方で、QMIスーパーファインビューは「要予約・1日預かり」と明記されています。(ibaraki-toyopet.co.jp)
さらにホイールやガラスなどをセットにすると、その分チェック工程も増えやすいので要注意です。
- 今日乗って帰りたい→短時間メニューを選ぶ
- 仕上がり重視→預かり前提で予定を空ける
- 見積り時に受け取り可能時刻まで確認
当日仕上げでも、洗車して良い時期など扱いは店で確認すると安心です。
納車当日に施工するのか、納車前に終わらせておくのかはお店で違うので、施工日と納車日の関係を一言で確認しておくと安心ですよ。
雨や季節で気をつけること
納車日が雨でも、必要以上に心配しなくて大丈夫です。気をつけたいのは「濡れた水が乾く前にケアする」こと。雨の成分や汚れは、乾くとシミ(雨染み)になりやすいので、雨の後は早めの洗車、時間がない日は拭き取りでも効果があると案内されています。
また水洗い後も、水滴を放置するとシミになることがあるため、拭き上げが大切です。
季節の目安は、夏=虫や鳥フン、春=花粉・黄砂、冬=凍結防止剤の汚れ。付いたら早めに落とすが基本です。
- 洗車後は水滴を拭き取る
- 夏は直射日光を避ける
- 作業は曇りの日や屋内が安心です。
帰宅後は柔らかいクロスで水を吸い取り、乾いた汚れはこすらず水で流してから触るとキレイが続きます。特に濃色車は要注意です。
雨の翌日に晴れると水滴が“焼き付き”やすいので、予定が合う日は早めに流してあげると安心です。冬の凍結防止剤や海沿いの塩分も、付いたら放置せず洗い流しましょう。
保証内容とメンテの盲点
保証書で必ず見る項目
保証書は「何が守られて、何が守られないか」を決める大事な紙です。QMIドライグラスは新車施工時、塗装の光沢を約5年間保証と案内され、その一方で撥水効果は保証内容に含まれないとも明記されています。
・対象範囲:ボディのどの部分が対象か(塗装面だけ?)
・継続条件:保証期間中に年1回の目視点検が必要か
・免責条件:飛び石・事故・洗車キズ・外的要因の扱い
・手入れ条件:指定の洗車方法や用品を守る必要があるか
不明点は「保証内容はスタッフに確認」とされているので、遠慮せず聞いて大丈夫です。できれば回答もメモで残しておきましょう。
メンテナンスキットの中身
メンテナンスキットは、家でのお手入れを「迷わず同じ手順で」できるようにするセットです。
販売店の案内では、QMIドライグラスのキットに専用シャンプー/専用コンディショナー/スポンジ/拭き取りクロス/保管袋が含まれ、さらに保証書(冊子)や施工証明シールが付く例もあります(内容は変わる場合あり)。
・洗車は日陰で、ボディが熱い時は冷ましてから
・まず水で砂を流してから優しく洗う
・洗車後は水滴を残さず拭く(シミ防止)
・用品は取扱説明書の指示どおりに使う
ワックス類を重ねたい時も、先に販売店へ聞いておくと失敗が少ないです。
部分補修や再施工の扱い
「保証がある」と聞くと、全部直してもらえるイメージになりがちですが、範囲を知るのが大切です。
販売店資料では、保証期間中に塗装表面の光沢が著しく劣化した場合、コーティングを無償補修(再施工または部分補修)すると案内されています。
また、保証期間中に年1回の目視点検が求められ、メンテナンスはキットの手順に沿う形です。
・補修は「原因」と「状態」で方法が変わります
・飛び石や事故、洗車キズは保証外になりやすいです
・撥水の変化は保証に含まれない場合があります
不明点は販売店に確認しましょう。
よくある質問(FAQ)
洗車機は使っていい?
QMIの一部メニューは、メーカーが「洗車機も使用できます」と案内しています(門型のスポンジブラシ洗車機など、条件つきの場合があります)。
ただし、施工直後は被膜を安定させるため配慮が必要で、ドライグラスは「施工後5日間は自動洗車機をしない」と案内があります。
さらに、販売店の解説では“研磨剤入りワックス”などは避けるよう注意もあります。納車時の取扱説明書と店舗の案内がいちばん確実なので、洗車機を使うタイミングも一度聞いておくと安心です。
- 施工直後は手洗い中心(まず水洗い)
- 洗車機を使うならタイプと注意事項を確認
- コースは水洗い〜シャンプーが基本。撥水コート洗車でも研磨剤なしのものを選ぶ
- 洗車後は拭き上げ(柔らかいクロス)で水ジミ対策
- 花粉や黄砂が多い日は、先にしっかり予洗いしてから洗うと安心
(QMI日本総代理店 株式会社ソヴリン)
ワックスや撥水剤は必要?
QMIドライグラスなどは、ディーラーの案内で「一度施工すれば基本的に洗車時のワックスは不要」とされています。
普段のお手入れは、水洗いやシャンプー洗車が基本で、汚れが残るときは専用メンテナンスキットでケアします。
別のワックスや強い撥水剤を重ねると、相性でムラが出たり、かえって汚れが目立つことも。販売店の解説では“研磨剤入りワックス”は避けるよう注意もあるので、追加するなら研磨剤なしの撥水洗車など、推奨範囲で選ぶのが安心です。
撥水が弱く感じたら、まずメンテ用品で整え、それでも気になるときは販売店に相談すると失敗しにくいです。
- ワックスは基本いらない(まずは水洗い)
- こびりつきは専用クリーナー/メンテ用品でケア
- QMI以外のコンディショナー等は使わないと案内されることも
- 追加するなら研磨剤なしか、販売店に確認
(ibaraki-toyopet.co.jp)
施工後すぐ雨でも大丈夫?
施工後に雨が降っても、すぐに「失敗した…」と焦らなくて大丈夫です。気をつけたいのは、雨水や水道水をかけたあとに拭き残しがあると、水アカ・水ジミになりやすいこと。
トヨタ販売店の案内でも、雨のあとの汚れを放置すると落ちにくくなるので、できるだけ早めに洗車するのが大切、と説明されています。
QMIは「水洗いが基本」とされるので、乾く前にさっと流して、最後に拭き上げるだけでも差が出ます。時間がない日は、濡れたボディをいきなりこすらず、まず水で流してから柔らかいクロスで水滴を取ると安心です。
洗車後の拭き上げは“面倒だけど効果が大きい”ポイントなので、とくに忙しい日はここだけでも意識したいです。
- 雨のあとは早めに水洗い+拭き上げ
- こすらず、先にたっぷり流す
- 洗車後は水滴を残さない(拭き残し注意)
- ドライグラスは施工後5日間は自動洗車機を避ける(手洗いは可)
(トヨタモビリティ東京株式会社)
他社コーティングから替えられる?
他社コーティングが入っていても、状態を見て「下地処理」をした上で施工し直す相談はできます。
ただし、上から重ねるだけだと密着が悪くなったり、ツヤがムラになったりすることがあるので注意です。
トヨタディーラーの解説でも、施工前に洗車→鉄粉除去→研磨→脱脂といった工程で表面を整える流れが紹介されています。
また、販売店によっては「QMIドライグラス 再施工用」といったメニューを用意している例もあります。
今の被膜の種類や劣化具合で必要作業が変わるので、見積もり時に「以前のコーティング名」「いつ施工したか」を伝えると話が早いです。補修塗装の予定がある場合も、保証条件が変わることがあるので先に確認しましょう。
- まずは下地処理ができるかを確認
- ひどい水アカやキズは研磨が追加になることも
- 再施工メニューの有無は販売店で確認
- 施工後は取扱説明書どおりのメンテが前提
(asahikawatoyota.jp)
記事のポイント
- 価格は車種サイズだけでなく車の状態でも変動する
- 見積もりは総額で比較し明細で判断する
- 下地処理や鉄粉除去の有無が追加費用の分かれ目である
- 未塗装樹脂コートは別メニュー扱いになりやすい
- ホイールやガラス撥水は追加オプションになりやすい
- きれい重視か手間減らし重視かで最適解が変わる
- 駐車環境により防汚性の価値が変わる
- 洗車頻度によりメンテのしやすさが重要になる
- ディーラーと専門店は下地工程と保証の考え方が異なる
- 施工時間と納車スケジュールは先に押さえるべきである
- 保証は対象範囲と条件を読まないと誤解が生まれる
